受験まであと数か月!大事な2学期の学習スケジュール
2021年の大学入試は新興の感染症によって大きな影響を受けています。
医学部受験生も例外ではありません。
共通テストへの移行はもちろん、緊急事態宣言での長期の休校、短縮された夏休みなどに対応しているうちに2学期になってしまったという人は多いのではないでしょうか。
1学期をあまり有効に使えなかった人も多いかもしれませんね。
そこで今回は医学部受験の正念場である2学期の学習スケジュールについて考えていきましょう!
▼目次
残る期間で何をする?2学期の過ごし方
勝負科目は実践演習、苦手科目は基礎徹底とメリハリをつけよう
まずは自分の勝負科目(得意科目)と苦手意識のある科目を意識しましょう。
医学部受験を目指す生徒でも苦手科目は絶対にあります。
残された数か月は全科目に均等に配分するのではなく、科目ごとにメリハリをつけて投入した方が効率的に勉強できます。
例えば英語が苦手で数学と理科が得意な場合、2学期はまず数学と理科は過去問演習などの実践的な演習を行います。
そして英語は単語や文法、解釈などの基本を再復習し共通テスト対策を通して盤石な基盤を作り、全科目totalでの得点率向上を目標とします。
もちろんこれは具体例ですので、各生徒にあった戦略を講師やカウンセラーに相談しながら自分なりのメリハリを見つけることが重要です。
未知の試験:共通テストの分析と対策を早めに行う
2021年から施行される共通テストにはまだ過去問がありません。
予備校講師が試行調査の問題等を分析した結果、センター試験とは異なる能力が要求されていることが明らかになっています。
英語試験で筆記とリスニングの得点比率が対等になったり、数学で見慣れない問題が出題されたりしていることに注目が集まりました。
前例がない試験なので共通テストが重要となる医学部受験では例年よりも早めに共通テスト対策を行うのが賢明と言えるでしょう。
スケジュールの立て方
短期・中期的な計画を立てる
2学期はより短いスパンで目標を立てることが重要です。
「1日14時間勉強する」といった曖昧な計画は好ましくありません。
「数学は9月で微積分を重点的に、英語は長文問題とリスニングを1セット」などのように具体的な量を軸として1か月ごとの目標を立てましょう。
秋以降の模試の日を目安として、逆算的に立案するのも良いでしょう。
週に最低1日は総復習日を設けよう
計画を立てたものの、計画通りに勉強できない受験生は「復習日」を設けていないことが非常に多いです。
受験勉強となると進めることに囚われがちですが、受験勉強の本質は復習にあるといっても過言ではありません。
医学部受験でも復習の重要性は変わりません。
その週に学んだことを復習できるように最低でも週に1回は復習日を予め設けておきましょう。
おすすめは平日に計画を進めて、週末に復習するという方法です。
こうすることで平日に進められなかった分のカバーと復習を無理なくできるようになります。
モチベーションが下がったら
専門のカウンセラーに相談しよう
医学部受験は長い道のりなので誰でもモチベーションが下がってしまうことはあります。
そんなときは気軽にカウンセラーに相談してみましょう。
専門知識をもつカウンセラーに悩みを話すことで、不安が軽くなり再び勉強するモチベーションが湧いてくるでしょう。
医学部受験を専門としているアズメディではこうした医学部受験に関する無料相談サービスを行っています。
オンライン授業やオンライン相談も行っております。
人に相談するというのは、考えている以上に効果があるのでぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
自分を奮い立たせる曲や動画をみよう
自分の好きな歌や動画を休憩時間にみるのもモチベーション維持に有効です。
野球が好きなら過去の高校野球のハイライトでもいいでしょう。
「同世代で自分以外にも頑張っている人がいる」という事実を確認することで勉強に向かう活力が得られるでしょう。
限りある時間で計画をたて効率的に学習しよう
医学部受験は2学期をどう過ごすかで合否が別れます。
「やった方がいいこと」は無数にあるため、そちらに目を奪われがちですが「やらなければいけないこと」が疎かにならないようにしましょう。
そのために受験生の得意不得意を把握し、適切に計画を立て
モチベーションを維持しながら効率的に学習を行っていきましょう!