ぜひ実践したい!自宅学習がはかどる方法
「図書館や予備校なら集中できるのに、家では全く集中できない…」と悩んでいませんか?
医学部受験では自宅学習の時間も多いため自宅学習の効率化が大きな課題の一つになります。
とはいえ自宅学習となると集中できない、眠たくなるという生徒は医学部受験生でも意外と多いんですよね。
そこで今回は自宅学習がはかどる方法を紹介していきたいと思います。
▼目次
自宅学習がはかどらないのはなぜ?
漫画やスマホといった誘惑が視界に入りやすいから
自宅学習で最も集中力を阻害するものがスマホと漫画です。
人の脳は常に視界の処理に多くのエネルギーを費やしているため勉強に無関係のものでも視界に入ると脳は反応してしまいます。
勉強を始めるときは、学習に必要なもの以外は視界に入らないように部屋や机の上を整理することが必須の作業になります。
自分以外に勉強している人がいないから
受験生の勉強態度は周りの環境に大きく左右されます。
これは医学部受験を目指す生徒とて例外ではありません。
予備校や図書館にいけば、自分以外にも勉強している人がいますから「自分も頑張らねば!」と思い勉強に集中しやすいです。
しかし、自宅学習では受験生以外に勉強しているケースは少ないためどうしても勉強に身が入らないという状況に陥ってしまうことがあります。
緊張感がないため、眠たくなってしまうから
自宅にいると強制力が薄いため、受験勉強に緊張感が感じられず眠気を感じてしまうことがあります。
強制力や自習室のような空気なしで、受験生が自分で自分の集中力をコントロールするには肉体的、精神的な体力が必要になります。
受験勉強に慣れてくるまでは、なかなか集中することができないという受験生が多いです。
自宅学習成功例3つ
毎日決まった時間に勉強を始める
自宅学習に集中できない受験生は、勉強時間が不規則な人が多いです。
「集中できそうな時に勉強する」というスタンスでは医学部受験に成功するために必要な勉強量を確保することは難しいでしょう。
長期的な視点で最も有益な方法は、毎日決まった時間に勉強を始めることすなわち勉強を習慣化してしまうことです。
毎晩寝る前に歯磨きするのと同じくらい、「○時から勉強を始める」ことが当たり前になれば自然と集中できるようになります。
勉強する前に机の整理とカフェイン摂取を行う
先ほども述べましたが、受験勉強と無関係のものが視界に入るだけで集中力は削がれてしまいます。
勉強を始める前に机の周囲を整理して、漫画やスマホが視界に入らないように工夫しましょう。
スマホなどは別の場所に置いてしまうのも有効な手段です。
こうすることで無意識にSNSに依存している自分に気づくことができ自宅学習以外でもSNSに気をとられることが少なくなります。
また、カフェインを勉強前30分に飲むことで集中しやすくなりますよ!
午前中を有効活用する
人間が最も効率よくパフォーマンスを発揮できるのは午前中であることが多くの研究で明らかになっています。
医学部受験という厳しい競争をする上でこのゴールデンタイムを有効活用しない手はありません。
また自宅学習に限らず昼食後~夕方は人間の集中力が低下する時間帯です。
自宅学習に集中できないという人は、勉強する時間帯を変えるのも一つの手段だと言えるのではないでしょうか。
そして午前中は自宅学習の方が予自習室へ行くより効率がいいとも言えます。
なぜなら図書館や予備校に行く場合、貴重な午前の時間を通学や移動時間に費やさないといけないからです。
午前中に高負荷の勉強を行うというのは、意外と実行している受験生が少ないので上手く利用すれば医学部受験でも周りに差をつけられるかもしれません。
あらかじめ当日にこなすべき勉強量を明確にしておく
自宅学習をする際は前もってやるべき勉強量を明確にしておくのが重要なポイントになります。
ただでさえ自宅学習は集中するのが難しいのに、「何を、どれだけ」やるかを明確にせずに効率的な勉強をすることは困難でしょう。
「今日はこれだけやれば合格点だ」と最初からわかっていれば自宅でも勉強を始めやすくなると思います。
自宅学習は奥が深い!常に工夫して効率化しよう
自宅学習を上手くできるようになれば、通学時間などを受験勉強に費やすことができるようになります。
そして自宅学習ができるようになれば、医学部受験に成功した後も学業面で役に立ちます。
自宅学習は自分がどんな時に集中できて、どのような状況で気が散るのかを理解する絶好の機会でもあります。
ぜひ工夫を重ねて効率的に自宅学習を行っていきましょう!