(2020年度) 医学部 オンラインオープンキャンパス一覧+先輩メッセージ
医師になるためのはじめの関門である医学部受験。
医学部の定員は他学部に比べて少なく、倍率の高い熾烈な戦いが行なわれています。
現役合格率は2割ほどで、高卒生の受験生も少なくありません。
複数年計画で勉強を進めて行く必要があります。
もっとも、受験勉強において大切なことはモチベーションをいかに維持するかです。
医師になりたいという強い気持ちをキープするためには、オープンキャンパスを利用し、自分が実際に学ぶ姿を想像することが不可欠です。
そこで今回は、医学部オンラインオープンキャンパスという形で、情報をまとめていきます。
▼目次
- ・(2020年度) 医学部 オンラインオープンキャンパス一覧
- ・オープンキャンパスは何年生にいけるといい?
- ・オープンキャンパスで確認しておきたいポイント
- ・先輩からメッセージ オープンキャンパスいってよかったポイント紹介
- ・まとめ
(2020年度) 医学部 オンラインオープンキャンパス一覧
オンラインオープンキャンパスの増加
2020年入試から、大学入試は大きく変わります。
センター試験から共通テストに変わるなど、受験戦略にも大きく影響する変更点が多々あります。
また、新型コロナウイルスの影響もあり、個々で異なった対応が必要となっています。
医学部のオープンキャンパスも同様です。
通常、オープンキャンパスや学校説明会という形で、大学に直接足を運び、その雰囲気などを感じることができましたが、今年はそうもいきません。
実際、オンラインでのオープンキャンパスという形をとっている大学がほとんどとなっています。
いくつかご紹介
医学部オンラインオープンキャンパスと検索すると、一覧表が見つかるなど情報を入手できますが、以下でいくつかご紹介します。
東京大学では、第1弾が2020年9月21日(月・祝)、22日(火・祝)の10:00~17:00(予定)、第2弾は、2021年1月6日(水)~1月19 日(火)の2週間と予定されています。
基本的にはオンライン会議システムであるZoomを利用し、受験生に対してさまざまな説明が行われることとなります。
京都大学では、8月6日(木)から、オンデマンド配信でのオープンキャンパスが実施されています。
事前申し込みは不要ですので、気軽に参加することができます。
オンラインですと、雰囲気や対面でこそ感じ取ることができる温度感などを感じることはできませんが、志望校を選ぶ際の情報収集としては極めて大切となります。
オンラインだからこそ参加しやすいという側面もありますので、積極的に参加しましょう。
オープンキャンパスは何年生にいけるといい?
受験学年では遅い
では、オープンキャンパスはいつ参加すべきなのでしょうか。
受験学年は、勉強に集中すべきということもあり、受験学年前、具体的には高校1、2年生の段階で、複数校参加することをおすすめします。
早ければ早いほど良いです。
先述の通り受験勉強は、複数年にわたる長い戦いです。
勉強続けているだけでは、最終目標を達成できるかはわかりません。
目標を明確にし、その目標を達成するために勉強方法や勉強計画を考え決めていく必要があります。
そうした観点からも、早い段階でのオープンキャンパス参加が求められます。
早く参加することのメリット
オープンキャンパスに早く参加することで、勉強熱に火が付く、モチベーションが上がるということが考えられます。
大学受験は、基本的に個人戦です。
受験学年にならないと周りが勉強を本格的に始めないという環境にある生徒も多く、どうしてもスタートが遅くなってしまいます。
そうした遅れを解消するためにも、刺激を受けるという意味でオープンキャンパスに積極的に参加しましょう。
医学部生活をイメージできたり、医師として働く自分の姿もイメージできることでしょう。
オープンキャンパスで確認しておきたいポイント
周辺環境を知る
オンラインオープンキャンパスでは難しい面もありますが、実際に足を運ぶことで、大学のみならずその周辺の環境も知ることができます。
医学部は6年過程です。
学年でキャンパスの場所が変わることもありますので、6年間どこに通うのか、その周辺環境がどうなっているかを確認することは大切です。
実際に足を運ぶことをおすすめします。
模擬講義
大学によっては、模擬授業のような形で、大学の授業を体験できることもあります。
大学での勉強は高校までの勉強とは全く異なります。
より専門的で深い内容を学ぶことになり、スムーズには進まないことも多々あります。
大学の授業の一端を見ることで、さらに勉強をするモチベーションがあがったり、大学に入って勉強をしたい分野が見つかったりすることもあります。
先輩からメッセージ オープンキャンパスいってよかったポイント紹介
高校1年生の夏に参加
地域医療に携わりたいと思っていた私は、高校1年生の夏にテレビ番組で興味を持った地方の大学まで行き、オープンキャンパスに参加しました。
医学部での生活や医師という職業について、いろいろと知ることができたので、とても遠かったですが、参加してよかったと感じました。
高校2年生の夏に参加
高校2年の夏にオープンキャンパスに参加しました。
訪問した科の研究に興味を持ち、さらに本やインターネットで調べました。
医学部や医療について知識を深めることで、曖昧だった志望動機が明確になり、受験勉強に対する意識も高まりました。
まとめ
オープンキャンパスへの参加は、受験勉強のいち内容とも言えるほど大切なことです。
早い段階で参加をし、モチベーションを上げていきましょう。
医師になりたい理由や動機は人それぞれです。
中には志望動機が明確になっていない受験生もいるでしょう。
各医学部には特色があります。
志望動機を明確にし、自分が描く医師像を実現するにはどの医学部を選ぶべきか。
情報収集は欠かせません。
オープンキャンパスへの参加を通して、医師への道を進めて行きましょう。