医学部受験生の夏休みの過ごし方【効率的な学習計画の立て方について】 | 医学部を目指すならアズメディ

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医学部受験生の夏休みの過ごし方【効率的な学習計画の立て方について】

医学部受験生であれば、夏休みは夏期講習で忙しいという人も多いのではないでしょうか。しかし、講習を受けるだけで満足していてはいけません。

講習を受けているだけでは、なかなか学力が上がらず、講習の予習復習はもちろん、講習以外の勉強も自分自身で進めていく必要があるのです。

そこで本記事では、医学部受験生の夏休みの過ごし方について紹介していきます。効率よく勉強できる夏休みの計画の立て方についても解説するので、学習スケジュールを立てたことがないという人は、ぜひ本記事で紹介する内容を参考にして、学習スケジュールを立ててみてください。

医学部受験生の夏休みのスケジュール例

受験生としての夏休みを経験したことがないという人は、どのようなスケジュールで夏休みを過ごすべきか想像もつかないという人もいると思います。

そこでここからは、医学部受験生の夏休みのスケジュールについて紹介します。自分がどのような夏四隅を過ごしたいかということを考えながら、目を通してみてください。

Aさん/予備校に通っている

6:00 起床・朝ご飯・身支度
7:00 自宅で勉強 英単語(1時間30分)
8:30 自宅から予備校へ
9:00 夏期講習① 数学(1時間30分)
10:30 休憩
11:00 夏期講習② 物理(1時間30分)
12:30 お昼休憩
13:30 夏期講習➂ 生物(1時間30分)
15:00 自習室で勉強 今日の授業の復習と類似問題の演習(2時間)
17:00 夏期講習④ 英語(1時間30分)
18:30 自習室で勉強 夏期講習の課題(2時間30分)
21:00 予備校から自宅へ
21:30 帰宅・晩ご飯・お風呂
23:00 就寝

合計勉強時間:12時間

Aさんの場合は、予備校に通っているため、夏期講習を受けている時間が勉強時間の多くを占めていますが、その合間を縫って、課題や復習などを行っているので、授業を受けっぱなしの状態にはならず、きちんと知識が定着させることができています。

また、睡眠時間が7時間とれているので、日中の勉強もきちんと集中して取り組めているでしょう。また、適度に休憩も取れているので、ダラダラと勉強をすることなく、メリハリをつけながら勉強に取り組めていることがわかります。

Bさん/家庭教師を利用

7:00 起床・朝ご飯
8:00 自宅で勉強開始 英単語(1時間)
9:00  生物・問題演習(1時間)
10:00 物理・問題演習(1時間)
11:00  数学・問題演習(1時間)
12:00 英語・長文読解(1時間)
12:30 お昼休憩
13:30 家庭教師の授業開始 課題の振り返り(1時間)
14:30 休憩
14:45 英語・長文読解/解説(1時間30分)
16:15 休憩
16:30 数学・問題演習/解説(1時間30分)
18:00 休憩
18:15 物理・問題演習/解説(1時間30分)
19:45 学習計画の打ち合わせ
20:15 夕食
20:45 今日の授業の振り返り(2時間30分) 
23:15 お風呂
24:00 就寝

合計勉強時間:13時間

Bさんの場合、午前中に勉強を進め、午後から家庭教師と一緒に不明点や疑問点を解消していることがわかります。また、家庭教師と行う演習では、通常よりも難しい問題を扱っており、丁寧な解説をしてもらい、解き方や考え方を身につけられています。

また、午前中の勉強では、勉強する科目を変えることによって気分転換ができているため、休憩時間を取らなくても集中できる状態を作ることができています。

さらに、夕食後に、授業の復習をするための時間がとられているので、Aさんと同様に、きちんと知識が身につくスケジュールとなっています。

効率よく勉強できる夏休みの計画の立て方

ここまで、AさんとBさんの夏休みの過ごし方を見てきましたが、いざ自分の学習計画を立てるとなると、難しく感じてしまう人も多いと思います。

そこでここからは、効率良く勉強をするための夏休みの計画の立て方について解説します。この計画の立て方を実践できれば、勉強を計画通りに進めやすくなることはもちろん、目標が明確になるので、勉強のモチベーションを上げることもできます。

年→月→週→日ごとに計画を立てる

学習計画を立てる方法の1つが、年単位の計画から、月・週・日と細かい計画を考えていく方法です。

具体的な方法としては、まず勉強をする目的となる目標を決めます。そして、その目標を達成するために、しなければならないことを書き出していきます。例えば、基礎知識のインプット・定着、問題演習、応用問題の演習、模試対策、過去問演習などです。

それらを、月ごとに当てはめていき、「何月には何をする」ということを明確にします。そして、そこから具体的にどのようなテキストを使って、どのくらいのペースで進めていくのか、などを考えながら、1週間・1日と学習計画を立てていくのです。

このように学習計画を立てることによって、毎日のやることが明確になることはもちろん、目の前の勉強が目標に繋がっていることがわかるので、勉強に対するモチベーションに繋がっていきます。

スケジュールを詰め込み過ぎない

学習計画を立てる際には、スケジュールを詰め込まないことが大切です。勉強は想像している以上に順調に進まないことが多いため、スケジュールに余裕を持たせておかなければ、すぐに計画の立て直しをしなければならなくなります。

そのため、毎週1日は全く予定を入れない日を作ったり、毎日2時間くらいの余裕を持たせたりするようにしましょう。そうしておくと、勉強時間が押してしまったり、他に勉強したいことが出てきたりしても、気兼ねなくそちらに時間を使うことができます。

また、時間が余れば、休憩やリフレッシュのために時間を使うことができるので、無理なく勉強を進めることもできます。

まとめ

夏休みは、医学部受験生に限らず、受験生にとって非常に重要な時期であるということはよく知られていることです。

しかし、その重要な時期をどのように過ごすべきかということ知っている学生はあまり多くなく、無駄な時間を過ごしてしまうという人も少なくありません。

そういったことにならないためにも、しっかりと学習計画を立てて、効率良く勉強を進められるようにしましょう。また、どうしても自分で学習計画を立てることが難しいという場合は、予備校や学習塾、家庭教師などのサービスを活用することがおすすめです。