勉強をしても思うように成績が上がらないのはなぜ?
たくさん勉強しているのに成績が上がらない、どのように勉強すればよいかわからない…
これは多くの人が抱えている悩みだと思います。
それ以前に、勉強が嫌い、何から手を付けてよいのかわからない、などと感じている人も多いことでしょう。
覚えろと言われたことを覚える、漠然と問題集を解く、このような修行僧のような勉強をコツコツと繰り返すことは一部の人だけがこなせることではないでしょうか。
このような勉強は確かに効果はあるとは思うのですが、ほとんどの人にとっては効率が悪く、苦痛を感じるだけになってしまうことでしょう。
勉強嫌いになることの原因は、勉強のやりかたに問題があると言えそうです。
「わからない」が生まれてしまう原因
小学校からの勉強では、計算ドリルや漢字練習など繰り返し練習することで、できる内容を増やしていく勉強が中心になっていた人がほとんどのようです。
その過程でわからないこと、理解できないことがあっても、覚える学習のために、本質が定着しないまま表面だけわかったような形(テストで点数が取れているからOKのように)でスルーしてきてしまっているのです。
中学校以後の勉強ではそれまでの内容を基礎として、応用、発展させて知識が広がっていくのですが、基礎が確立されていないままだともはや何をやっているのかわからなくなり、授業についていけなくなる、どのように勉強していけばよいのかもわからなくなるというパターンに陥ってしまうのです。
ほとんどの人は、小学校から大学受験までの過程のどこかでこのパターンに陥り、成績停滞になってしまっているのです。
現時点で偏差値が低い人でも高い人でも皆同じです。
比較的早い段階で停滞してしまったのか、最近停滞してしまったのか、それが現時点での実力に反映されているわけです。
偏差値が高めの人は、ある程度基礎が確立されているので、壁にぶつかったときに自ら理解不足の点を見つけ、復習し、補うことができます。
そのため、授業の予習で不足している分野を見つけ、その点を中心に講義を聞き、疑問を解決し、復習で自分のものにするサイクルが確立されていきます。
成績が上がる人は、壁にぶつかってもその壁を乗り越える方法を探し、新しい道を切り開いていくことを繰り返しているのです。
成績が上がらない人は、多くの壁にぶつかりすぎて、まずどの壁を乗り越えればよいのか、そのために何が必要なのかがわからなくなってしまっていることがほとんどです。
このような状態を独学でクリアしていくことは相当難しいことでしょう。
できないところを把握し的確に取り除くことが次のステップへのカギ
苦手は「嫌い」が原因です。
自分を見つめなおして、「嫌い」になった原因を見つけることは難しいと思います。
どこが原因になっているか、それを取り除くためにどうすればいいか、誰かにアドバイスしてもらうことが近道です。
我々の指導は「教える」ことではなく「気づかせる」ことがモットーです。
問題の答えを教える、語呂合わせを教える、お得なテクニックを教える、というような指導はわかった気にさせるだけのもので、実力を養成する指導ではないと考えています。
できないところがなぜできないのかを講師が把握し、対話形式の指導の中でそれを気づかせ、取り除き、次のステップに進んでいくことで徐々にレベルアップを目指していきます。
目標は合格する力を身に着けること。
焦らずゆっくり、そして確実に壁を一つずつ一緒に乗り越えていきましょう!