医学部の再受験は2つの方法がある?受験校選びのポイントについて | 医学部を目指すならアズメディ

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医学部の再受験は2つの方法がある?受験校選びのポイントについて

医学部再受験、というのは大学生や大学を既に卒業された方そして社会人となった方が再び医学部を受験することを言います。

この医学部再受験は2種類の方法がありますが受験生によっては入りやすい方法というのがあります!

もちろん、どちらの方法でも合格をすれば医学生にはなれますが出来る事なら近道をした方が良いですよね!

今回はそんな医学部再受験の2種類の方法についてお話して今話題になっている再受験生の受験校選びについてもお話ししていきます!

【医学部入試コラム 目次】

医学部再受験の2つの方法とは?

全く異なる2つの方法

医学部再受験には全く異なる2種類の方法があります。それが

『一般試験』
『編入試験』

の2種類になります。

どちらも簡単ではない試験ですが、受験生によってはどちらか一方は入りやすくまたどちらか一方は入りにくい、というのがあります。

また、受験生の状況によってはどちらか一方の試験は受験資格を満たすことができない可能性もあります。

それでは2つの方法の詳しいポイントを見ていきましょう!

一般試験の詳しいポイント

誰でも受けることができる試験

一般試験というのはいわゆる現役性や浪人生と同じ試験を受けることです。

いわゆる英語、数学、物理、化学、生物といった科目ですね。

高校を卒業している全ての方が受験することが可能です。

医学部再受験生の多くはこちらを選ぶことが多いようですね。

一般試験のメリット

一般試験のメリットはやはり『勉強が始めやすいこと』があげられます。

高校生レベルの勉強なので参考書も様々な種類があります。本屋やネットを見れば沢山の参考書が見つかることでしょう。

また対策をすることができる塾や予備校が全国にあるため勉強を始めやすく色々な先生から学ぶことができるのが特徴です。

さらに一般試験は全ての大学で行われる試験でもあるので間口が編入試験よりも広いのが良いですね!

一般試験のデメリット

しかし間口が広いとはいえ、ライバルは現役高校生。

やはり暗記科目や集中力には、医学部再受験生は遅れを取ってしまうのも事実です。

さらに社会人で高校を随分前に卒業された方は数学や理科の知識が抜けているため学習し直す必要があります。

また昨今の医学部人気によって、医学部の偏差値は上昇傾向にあります。

それと同時に試験も難化傾向にあるところが多いです。

医学部再受験生は、より一層の努力が必要になります。

編入試験の詳しいポイント

大学時代が生きる試験

編入試験は大学によって内容が異なるため一様には言えませんが大学時代が生きる試験、というのが共通にあります。

大学生の時に取得した単位や行った研究が試験に役立つことがあるようです。

またTOEICのスコアを選抜方法としている大学があったり試験自体が英語で書かれている大学があったり、とs社会人で身につけた知識も使えることができる試験になっています。

編入試験のメリット

編入試験のメリットとしては『試験内容が多くない』ことがあげられます。

大学にもよるのですが、基本的には編入試験の科目は『生物および自然科学』と『英語』がメインの所が多いです。

大学時代に生物を専攻していた受験生にとってはとても解きやすい問題が多いようです。

また以前まで通っていた大学で取得した単位は基本的にとる必要がないため多くの大学では、編入試験で入学した学生は2年生や3年生からのスタートになります。

(一部大学では1年生からのスタートになるところもあるようです)

医学部に6年通う必要が無いのも編入試験のメリットでしょう。

編入試験のデメリット

編入試験のデメリットはやはり『受験が厳しい』ことがあげられます。

まず受験資格が厳しいです。

というのも受験する大学が指定する単位を取得していること、や大学を卒業していること、などが受験資格にあたります。

そして試験内容である『生物』も難しいのです。

実はこの生物、高校生物ではなく大学で学ぶ生物が入っています。

なので生物系や医療系以外の学部を卒業した方にとっては聞きなれない言葉や参考書には載っていない難しい分野も平気で試験に出てきており、さらに英語で出題される大学もあるようです。

それに加えて合格の枠が一般試験よりも少ないことも相まって再受験生はあまりこちらを受けない傾向にあるようです。

編入試験の方が難しい!?

一部の人には受けやすい試験

編入試験は前述の理由で難しいと言われる試験です。

編入試験の対策本や参考書もあまり無いことから、編入試験を受験する学生は元々薬学部や歯学部、生物学部に通っていて人体に関する研究を行っていた受験生が多いです。

そのためライバルには既にハイレベルな知識を持っている学生が多く一般試験に劣らず覚悟が必要な試験と言えます。

枠が少なく倍率が高い

医療系や生物系を専攻していた学生が有利な試験とはいえ慢心は禁物です。

というのもこの編入試験、そもそもの枠が非常に少ないです。

一つの大学で最高でも10枠ほどしかありませんが、そこに100人以上の受験生が争いにやってきます。

ほとんどの一般試験よりも倍率が高く、編入試験が難しいと言われる理由の一つです。

医学部再受験生の受験校選びのポイント

昔の情報は無視!

医学部再受験生の受験校選びのポイントですが、ずばり!

『現役性と変わらない!』

ということが言えます。

現在まで世間を騒がせている不正入試のことがあり昔は普通に存在していたと言われる『浪人生・再受験生』への差別に関しては現在はほとんど無いと言っても良いでしょう。

昔の口コミや掲示板はあくまで昔の話なので気にしないのが一番です。

自分の希望が通る場所で

医学部再受験生は、現役生よりも確固たる意志を持っています。

自分がどの科で働きたいのか。
将来研究医として活躍したいのか。
臨床医としてバリバリ働きたいのか。

色々な夢を持っているはずです。

それぞれの大学には得意な分野や有名な科があります。

入学した後の流れや、自身の中のプランについてしっかりと調べたうえでなるべく自分の夢が叶う、そんな大学を選んでください。

より入りやすい方法で!

医学部再受験には入りやすい方法があります。

上述した試験の特徴を参考に、どちらの方が合格しやすいかを考えてみましょう。

今まで頑張っていた方よりも、もしかしたらもう一方の方が近道かもしれません。

医学部再受験に早いも遅いもありません。

ぜひ、諦めずに挑戦して医学部の合格を勝ち取りましょう!