医学部入試コラム の記事一覧 | ページ 8 / 10 | 医学部受験専門のプロ家庭教師アズメディ

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推薦?AO入試?医学部の受験方式にはどのようなのがあるの?

AO入試や推薦入試を正しく理解しよう

医学部に限らず色々な大学で増えてきているAO入試ですが、これは医学部でも同様です。
普通センター入試を受けて一般入試に進む受験生は年明けから受験が始まりますが、AO入試は10月、推薦入試は11~12月には行われるために早い段階からの準備が必要となります。
また、受験結果が11~12月に発表されていきますので、もし不合格だった場合はすぐにセンター入試に向かえるような準備をしておく必要があります。

また、国公立大学のAO入試はほとんどの大学で「センター入試」「面接」「小論文」などが行われます。
誰でも受けられるわけではなく、評定平均値が4.3以上ある、学校長の推薦があるなどの条件があります。

このように単純にセンター試験から入試に入っていく学生よりも前から準備しなければいけないというところを理解した上で対策をしていかなければいけません。
大学ごとに問題や傾向は違ってきますので一律に対策はできません。
学校の先生が頼れない場合は、医学部受験用の予備校や医学部に精通した家庭教師などに個別に対策をしてもらう必要があるでしょう。

これらの推薦入試の中にはその地域の自治体からの奨学金を受けることが条件になっているものもあります。
これが「地域枠」と呼ばれるもので地方の大学の医学部でこれを利用するところが増えています。
これは授業料と生活費を奨学金として支給してくれるもので卒業後9年間その地域が指定する医療機関で勤務することで返済する必要がなくなるというものです。
数百万~数千万に及ぶお金の返済がないということが魅力ですが、その地域で勤務するという縛りがありますので自由度は下がります。
もし途中で辞めた場合や指定する医療機関での勤務を拒否する場合は奨学金の返済義務が発生しますので注意しましょう。

とにかくAO入試や推薦入試は学生と大学の相性が合うかどうかです。
大学が求めている学生であるかどうかが強く問われますので、その地域やその大学に関心が持てない場合は合格は難しくなると言えます。

センター試験と一般入試の科目と傾向を知ろう

まず国公立大学の医学部を受験する際に受けるセンター試験ですが、例年基本の目標は得点率90%以上とされています。
特に関東の首都圏にあるような大学は倍率も高く、85%以上の得点率がなければ話になりません。
得意科目では満点を取るくらいのつもりでなければなかなか難しいでしょう。
その上でそれぞれの大学の二次試験があります。
これは大学によって大きく傾向が変わりますので、その大学に合った勉強をしていなければいけません。
いくつもの大学受験を考えている場合はそれだけ準備は大変になっていきます。

センター試験では5教科7科目を受けることが基本で、理科に関しては物理基礎や生物基礎、化学基礎といった「基礎」がつく科目は受験できません。

二次試験の前期日程では英語、数学、理科が基本となっており、東京大学や京都大学のように国語が必須となっている大学もあります。
後期日程では面接や小論文が中心となっていきます。

私立大の医学部では31大学あるうちの17もの大学でセンター試験を利用した入試を導入しています。
センターである程度点数が取れるような準備をしていた学生には向いていると言えます。
もちろん国公立と私立大を併願している学生にも有利でしょう。

私立大の一般入試では英語、数学、理科(二科目)、小論文、面接が一般的です。
一部の大学では理科が一科目のみであったり、小論文や面接は不必要な場合もあります。

一つの目安としては医学部受験生の多くが受けている「全国統一記述模試」で偏差値65以上というものがあります。
これは難問ばかりを解いていて取れるものではありません。
高3の早い段階で基礎問題を徹底的にやり込めているかどうかがポイントとなります。
そして模試が返却されたら間違えている問題や苦手分野を徹底的に洗い出しましょう。
それを抱えたままでは偏差値は安定しません。

そして私立大の医学部は国公立大の医学部よりもさらに大学ごとの傾向が違ってきます。
自分が受験しようとしている大学の過去問題を分析し、頻出の分野や解答方法などに慣れておくというのは最低条件です。
必ずしっかりと調べた上で問題を解きこんでおきましょう。

まとめ

昔のように一般入試だけでなくAO入試のような様々な形式の入試が受験できるようになっています。
重要なのは「どのような受験方式があるのか」「どれが自分に向いているのか」
「その方式を選ぶために必要なものは何か」という情報を正しく知ることです。
自分で情報が集められなかったり判断できない場合は学校や予備校、家庭教師などに相談するのが間違いないでしょう。

医学部の重要なオカネの話。奨学金は利用できるの?

昔は「医者になるには親が医者でなければならない」と言われていたことがあります。

これは医者になる知力や学力の遺伝の話をしているのではなく、「医学部に子どもを入れるくらい金持ちなのは医者の親」を表していたと言われます。実際に医学部に通うには法学部などの他の学部に通うよりも高い学費がかかります。

ここではその学費と奨学金について紹介していきたいと思います。

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医学部受験で女性の志願者増。にもかかわらず女子生徒が受かりにくのは本当?

毎年のように入試方式が変わったりして新しい情報を知ることが重要な医学部の受験ですが、ここ最近大きな変化があるのが「女性生徒の志願者増」です。

しかし医学部の受験は「女子は不利」という噂があるのも事実です。そこでここでは医学部の受験で女性生徒が勝つにはどうすれば良いのかについて説明していきたいと思います。

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倍率と入りやすさは別?合格難易度と倍率の関係


志望校を選ぶ際にどうやって決めるかは受験生によって変わります。

その大学を純粋に気に入っている、家から近い、やりたいことがそこにある、授業料が安い、倍率が低いなど様々です。
その中でも学生は「偏差値」や「倍率」は、合格と直結する要素で受験生も親御さんも気になる要素と言えます。

しかし実際には「倍率」と「入りやすさ」は必ずしも一致はしません。
そのからくりについて説明していきたいと思います。

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E判定から医学部合格が珍しくない理由とは?

受験生は様々な外部模試や予備校の内部模試を受けますが、志望校合格判定の結果にどうしても一喜一憂してしまいます。
もし第一志望の大学の判定が「E判定」だったら、普通に考えれば合格は絶望的と考えて志望校を変えることを考えるかもしれません。

しかし実際には「E判定」が出ていたにも関わらず医学部に合格するということは珍しいことではありません。
なぜ判定がE判定でも合格することがあるのかその理由について説明していきたいと思います。
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面接ではNG事項をしっかり押さえよう!

大学の医学部を受験する際にはほとんどの大学で面接が行われています。

この面接で大幅な点数の差を逆転することはほぼありませんが、倍率が高い大学の入試の場合はわずかな点差の中に数十人がひしめくことになります。

そのため、面接で数点変わっただけでも合否に影響する可能性は十分考えられます。

そこでここでは面接官に良い印象を持ってもらうにはどうすればよいかを説明していきたいと思います。
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苦手意識を持つ受験生が多い小論文を攻略しよう

高校生が苦手としているものの一つにこの「小論文」があります。

ある程度の偏差値の学生ですら小論文を書かせると支離滅裂な文章を書いたり、正しい日本語で書けていない、何を言いたいのかわからない、字数制限を守れない(多すぎる・少なすぎる)などが多数見られます。

医学部の受験においても、AO入試や推薦入試で小論文が出てきています。

一般入試で行われる小論文はあくまでも学力試験の結果が優先されるために「参考程度」となることが多いようですが、今後、重要度が増していく可能性は十分あります。。

そこでここでは小論文を書く際の注意点について説明していきたいと思います。

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学費だけではない国公立と私立の医学部の違い

今回は、国公立と私立の医学部の違いについてです。

入試において国公立大学と私立大学では違う特色があることはあまり知られていません。

その知識をしっかりと持っていなければ受験スケジュールを組み立てることもできません。

それぞれの違いを把握するために、ここではそれぞれのメリットとデメリットを順に紹介していきたいと思います。

▼目次

国公立大学医学部のメリットとデメリット

国公立大学医学部のメリット

まず国公立大学の最大のメリットは授業料の安さです。

だいたいの大学で学費が50万円~100万円までにおさまっているために卒業までの六年間で400万円~600万円の授業料となります。

これは医学部としてはかなり低い方だと言えます。

国公立大学医学部のデメリット

国公立の大学になりますのでセンター試験を受けることが必須となっており、5教科7科目を受験する必要があります。

そのため苦手科目がある場合などは合計点が低くなりがちで合格にはかなり厳しい条件になります。

このセンター試験を一次試験としてだいたい85%以上の正解率であれば二次試験に進むことができます。

しかも倍率は私立より低いものの、かなりの偏差値をほこるところが多く、実際にはかなり狭い門と言えます。

公表されている偏差値の一覧でもトップは国公立の大学がずらりとランクインしています。

また、この偏差値は「医学部受験生」が受けた試験での偏差値ですので、実際にはこの数字以上の難関であると言えます。

医学部受験生たちの偏差値60は一般の大学の学部の偏差値60とはまったく違うものだということを理解しておかなければいけません。

私立大学医学部のメリットとデメリット

私立大学医学部のメリット

一番大きいのは「試験科目が少ない」ことです。

国公立大学では5教科7科目すべてで高得点を取る必要があることと比べて私立大学では3教科が主流になっています。

そのため自分が苦手な科目が試験科目にないところを受験するということが可能となります。

また、国公立大学の医学部と比べると偏差値は少し低めになっています。

低いといっても当然一般の大学よりはかなり難関であるとは言えます。

10年ほど前から常に問題視されている医師不足を解決するために、政府は医学部の定員を増やす方針を打ち出しています。

そのためそれぞれの大学の定員が増えているということはメリットのように考えられます。

ただし実際には、定員が増えた分よりも希望者が増えているためにむしろ倍率は上がっていますので、それほどメリットにはなっていないのが現状です。

私立大学医学部のデメリット

私立大学のデメリットは非常にわかりやすく、「授業料」と「倍率」の高さです。

関東圏の大学の医学部の倍率を見ていくと軒並み10倍以上のところが埼玉医科大学のように約30倍という高倍率のところもあります。

こうなると偏差値はあまりあてにはならず、単純に「狭き門」だということになります。

医学部の定員増はあてにはできません。

私立大学でも地元の自治体の出資を受けている大学では「地域枠」を採用しているからです。

これは利用すると授業料が免除される条件として卒業後の数年間その自治体で勤務するというものです。

自分が希望する勤務先や研究を選ぶことができないために地方の地域枠も利用しづらくなっています。

また、最大のデメリットである「授業料の高さ」はかなり大きいものです。

比較的安いとされている順天堂大学医学部ですら六年間で2000万円ほどの授業料です。

平均しても4000万円前後、高い大学だと6000万円ほどかかるところもあります。

近年、それが問題視されて少し授業料が下がったとも言われていますそれほど一般の家庭ではかなり厳しい金額だと言えるでしょう。

私立大学の場合はこの授業料に加えて「施設利用費」「実習費」「寄付金」などの名目で他にお金がかかることも多くあります。

もちろん卒業が延期されると追加で数百万円の授業料が必要となります。

ここで高額の奨学金などを利用したことで後々経済状態が圧迫される学生もいます。

こういった理由もあって、たとえ試験科目が多くても国公立大学の医学部を希望するという学生も多くいるのです。

まとめ

授業料だけで考えれば国公立大学が、試験科目や偏差値を考えれば私立大学が良いということが言えますが、倍率の問題があるので、一概に私立大学に入りやすいということは言えません。

また、大学によって専門としているもの、実習設備などに大きな差があるのも事実です。

また、中途半端に決めかねていると本命の大学の試験には不必要な科目の勉強もダラダラと続けてしまうことになります。

それらの条件を踏まえた上で、実際にオープンキャンパスなどを利用して大学を見に行き、自分がやろうとしていることができるか、授業料などの問題はクリアできるかということを総合的に考えて志望校を決定していくのが良いと言えるでしょう。

難易度や知名度だけではない!合格するためにも重要な自分に合った大学選び


いよいよ4月に入り、受験生は、入試までのカウントダウンが始まりました。

この時期、すでに志望校が決まっている受験生もいれば、まだまだ考え中の受験生もいるかと思います。

志望校は、立地や国公立・私立、知名度や難易度で決めがちですが、合格をするという観点でも受験校選びは重要になります。

大学によって入試問題の傾向や、得点科目の配点も違います。

そのため大学の医学部に合格する、進学するにはまずその大学のことを知る必要があります。

ここでは自分に合った大学の医学部を選ぶポイントについて紹介していきたいと思います。

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最重要科目『数学』の勉強の際に意識すべき4つのこと

大学の医学部を受験しようとしているときに数学は最重要科目と言っても過言ではありません。

実際に医学部を受験して不合格になるのは数学でしっかりとした点数が取れなかったときが多いと言えます。

ここではその理由と対策を順に述べていきたいと思います。

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