コンセプト|アズメディからのメッセージ
新しい学びのかたち
医学部を目指す上での学びの手段として何を選びますか。
塾、予備校、家庭教師などいろいろな手段がありますが、私たちはコロナ禍のなか、新しい学びのかたちを模索してきました。
集団授業はリスクが高い。でも、予備校講師の授業は受けたい。
こまめに個別指導も受けたい。
これらを一つにまとめてみました。
予備校講師による基幹授業
トレーニング
1対1授業
予備校講師による基幹授業
医学部合格を目指すために必要な「基礎知識+考え方」を学びます。
予備校のトップ講師が予備校間の垣根を越えて結集しました。
英語、数学、物理、化学、生物について、「これだけ学べば必ず合格する」カリキュラムに沿って、基幹授業を受講してもらいます。
トレーニング
「学んだこと」を「できる力」に変えるためのトレーニングをしてもらいます。もちろんやりっぱなしではありません。その次は……
1対1授業
医学部対策専門のプロ家庭教師がman-to-manで指導します。リモートでの個別指導を自宅にて受講できるシステムです。
予備校と塾
これらの違いが分かりますか。
きっと、受験生本人と保護者の方々とでは温度差があると思います。
そこで、これらの違いについてご説明しましょう。
そもそも塾は、小中学生の受験対策の中心であり、予備校は卒業生(浪人生)の受験対策を担当していました。
大学進学率が高くなり、大学受験を目指す高校生の増加に伴い、塾や予備校が高校生(現役生)の受験対策を担当するようになりました。
予備校は大規模教室での集団授業、塾は小規模教室での集団授業であり、それぞれの役目が異なりました。
その後、大学の増加・少子化に伴う浪人生の減少により、予備校型の大規模教室授業は小規模教室授業に変わり、更に個別指導の展開も加わっていきます。
以上のように考えると、現在の「予備校と塾の違い」とは何なのでしょうか。
予備校=講師力・入試データの豊富さ
塾=こまめな指導・個別対応
などの違いが挙げられます。
まさにこれらの「良いとこどり」を考えて「新しい学びのかたち」ができたのです。
医学部受験
私立大学医学部(医学部医学科)は全国に31大学あり、その難易度(偏差値)は、60.0~72.5(河合塾全統模試基準)という狭い幅の中に集中しています。
かつては、卒業までにかかる学費が高額であるため受験者数にも限りがあり、今ほど狭き門ではありませんでした。
しかしながら、多くの大学が学費の引き下げを行いました。
2021年度データでは、入学金を含む6年間の学費として下記のようなデータがあります。
最も少ない国際医療福祉大学で1,850万円
次いで順天堂大学2,080万円
日本医科大学2,200万円
また、これとは別に「地域枠」を多くの大学が設けています。
例えば「東京都地域枠選抜」についてですが、下記のような奨学金が東京都より貸与されます。
医師免許取得後、東京都が指定する医療機関に9年間従事することで奨学金の返還が免除されます。
大学 | 定員 | 修学日(6年間) | 生活費(6年間) | 合計額 |
---|---|---|---|---|
順天堂大学 | 10人 | 2,080万円 | 720万円 (10万円/月) |
2,800万円 |
杏林大学 | 10人 | 3,700万円 | 4,420万円 | |
東京慈恵会医科大学 | 5人 | 2,250万円 | 2,970万円 |
またこの他にも、東北医科薬科大学(6年間の学費は3,400万円)には<東北地域医療支援修学資金制度>があります。
定員は「宮城県:30人」「宮城県以外の東北5県:各県1名」で3,000万円が貸与されます。
返還免除条件は,各県の医療機関に8年~10年間勤務することになります。
最も学費が少ない国際医療福祉大学ですが、「医学部特待奨学生奨学金」という学資サポートプランがあります。
奨学金として「入学金150万円免除,6年間で1,450万円」が給付(貸与ではありません)される制度で、募集定員105名のうち50名が対象になります。
このように学費に対する障害が取り除かれ、受験者数もアップしました。
また、医療機器の進歩に伴い主要都市圏の私立大学の偏差値もアップしてきています。
このような状況から、医学部は狭き門になりました。
一次と二次
医学部入試のほとんどで一次試験と二次試験があります。
最初のハードルとしての一次試験が学科試験ですが、最後のハードルである二次試験は「小論文」「面接」になります。
ここで注目されるのが、医学部の二次試験の内容はあまり公開されていません。
したがって二次試験の対策を立てるには、受験生からのヒアリングデータが必要になります。
医学部予備校を選択する一つのツールがこの二次試験データの有無になります。
AZメディの講師陣は医学部受験に精通しており、多くの受験生から二次試験データを収集し共有しています。