英語の指導方針
英語学習とは、正しい知識とルールであらゆる分野の文章を読み解くこと
教科の特性
一口に英語といっても、知識で瞬時に解けることもある発音・アクセントや選択形式の文法問題から、延々とどこまで続くか不安になるくらいの長い読解問題まで、対応させるべきスキルは異なります。
それぞれに適した勉強法があり、質の高い要領を得た学習をしていかなければ、確実に入試問題をクリアすることはできないでしょう。
英語の問題を解く、ということは英語という言語を使ってあらゆる分野(医学、工学、文化、など)の内容を読み解くことであるといえます。
つまり、英語学習は、それが医学部入試であろうとなかろうと、英文が成り立っているルールを理解した上で、知っている限りの知識や技術を駆使し、そこに伝達される意味内容を明らかにしていく行為であります。
英語という言語の専門家になる必要はありませんが、薄っぺらい知識や技術では医学部入試には太刀打ちできません。
合格を勝ち取るその瞬間まで、暗記など地味な作業を最後まで貫き通しましょう。
指導方針
受験生が、語彙力を積み重ねそれらを実際に運用できているかといえば、それは甚だ疑問です。
知識を暗記する地味な作業に没頭するあまり、それらを使って問題演習は満足にしていない受験生が多く見受けられます。
暗記する行為はすぐに結果が出る単純作業なので、みなやりたがります。
しかし問題を解かないことには自分の本当の力は分かりません。
他の教科と同じく「解き方」を知り、演習の経験値を蓄積して、本番でそれらを最大限生かさなければならないのです。
現役生であろうと浪人生であろうと、1つひとつの知識、ルールを「知っているつもり」、「分かっているつもり」で見過ごしてはいないでしょうか。
不十分なまま、間違ったままの知識を引きずってはいないでしょうか。
そんな状態を放置したままにすると、それが誤ったまま「正しい知識」として定着してしまい、訂正することが困難になってしまいます。
集団での授業では自分の実力がどれくらいなのか、周りの「仲間」と比較することができたり、入試本番の雰囲気を少しでも体感できるなど、重要な空間です。
しかし、教える側からの意見を言うと、授業内容をどのくらい理解し頭に入れているのか全員分を把握することに限界が生じてしまいます。
集団授業と並行して個別に対応する時間を定期的に設けることで、学習者自身が気付けない弱点を「指導する側が直接」指摘することが可能になりますし、どのように学習を進めていくか的確にアドヴァイスする機会が多く生み、学習が迷走してしまうことを防ぐことにもつながります。
生徒のみなさんとの間に生まれる中身の濃いコミュニケイションを通して、我々はみなさんを将来の志望校合格に導きます。