「本当の実力」を知る!模試の活用マル秘テクニック
「今回の模試は○点だった。良かった(悪かった)」などの声をよく聞きます。
良ければ自信になるし、悪ければ反省して次につなげる。
悪くてやる気を失ってしまうこともあるとは思いますが、模試にはその時点での自分のポジションを確認する役割があり、今後の学習計画にも大きな影響を与えることになります。
しかし、それだけでは模試を有効に利用できていることにはなりません。
模試をもっと自分のために活用する方法があります。
「今回の模試は○点だった。良かった(悪かった)」などの声をよく聞きます。
良ければ自信になるし、悪ければ反省して次につなげる。
悪くてやる気を失ってしまうこともあるとは思いますが、模試にはその時点での自分のポジションを確認する役割があり、今後の学習計画にも大きな影響を与えることになります。
しかし、それだけでは模試を有効に利用できていることにはなりません。
模試をもっと自分のために活用する方法があります。
よく「何か良い問題集はありますか?」、「赤本はいつからはじめればいいですか?」という質問をうけます。
教科ごとに違いはあるかもしれませんが、私が指導している生物の教科について言えば、「特におすすめはありません。
赤本は強いて言えば受験直前にやりましょう。」と答えています。
成績を高めるためにどのような勉強をするべきか?
これは人それぞれだと思います。
前回のコラムでも述べましたが、成績がどこで停滞したか、いつ壁にぶつかって進めなくなっているのかが異なるからです。
学校の授業や予備校の授業のほとんどは集団で行っています。
このような集団授業は、時間の制約がある(決められた時間内にテキスト・教科書の内容を進めなければならない)ため、一人一人が理解できたかどうかにかかわらず授業が進行していきます。
たくさん勉強しているのに成績が上がらない、どのように勉強すればよいかわからない…
これは多くの人が抱えている悩みだと思います。
それ以前に、勉強が嫌い、何から手を付けてよいのかわからない、などと感じている人も多いことでしょう。
覚えろと言われたことを覚える、漠然と問題集を解く、このような修行僧のような勉強をコツコツと繰り返すことは一部の人だけがこなせることではないでしょうか。
このような勉強は確かに効果はあるとは思うのですが、ほとんどの人にとっては効率が悪く、苦痛を感じるだけになってしまうことでしょう。
勉強嫌いになることの原因は、勉強のやりかたに問題があると言えそうです。